皆さんは「やきそば弁当」と「ホンコンやきそば」どちらが好きですか?
両方好き!という方は、どちらを食べようか迷うことはありませんか?
今回は北海道民のソウルフードとして大人気の2つのインスタントやきそばを、主にコスパの観点から徹底比較してみました。
ぜひご覧ください!
商品概要とパッケージ・外観等の比較
最初にそれぞれの商品の概要について次の3項目で比較してみます。
- 商品概要
- パッケージ
- 成分
どちらもかなり歴史がありますね。
特に「ホンコンやきそば」の 昭和39年といえば、ちょうど東京オリンピックの開催年と同じ!その頃からずっと販売されているのは凄いことです。
なんでどっちも美味しいのに全国展開していないの?
そうですね。調べたところ下記のことが分かりました。
「やきそば弁当」に関して言えば、最初から流通経路が確立されていれば新たに経路を作る必要がないので、その分経費削減に有効的ですよね。
一方「ホンコンやきそば」は、売上額の高い地域に絞ることにより余計な経費を抑える作戦ですね。
続いて、両者のパッケージを比較してみましょう。
「やきそば弁当」はパッケージが現代風で食欲をそそりますね。お腹が空いている時なら、間違いなく「やきそば弁当」を手に取ってしまいそうです。
また、「北海道限定」と書かれているので、「これが北海道のソウルフード!」と本州の方へ差し上げる時のアピールにもなりますね。
対する「ホンコンやきそば」はいかにも昭和な感じのパッケージです。一体いつからこのデザインが採用されていたのか、ヱスビー食品のお客様センターに問い合わせてみたところ、以下の回答をいただきました。
発売当初は、イラストのない商品パッケージを使用しておりました。
1968年にリフレッシュした際、中華コック長のイラストが入り、現在も変わらず、そのパッケージを使用しております。(ヱスビー食品お客様センター回答)
1968年⁉ 確かに私が子どもの頃(1980年代)には既に今のデザインでした。
ですので1970年代後半位からなのかと勝手に予想していましたが、更に昔とは驚きです!
原材料や栄養成分はいかがでしょうか。
それぞれのパッケージに記載があるので比較したところ、どちらも「油揚げめん(小麦粉(国内製造)」と書かれています。
一見、成分は似たようにも見えますが、「やきそば弁当」にはアレルゲン表示の中に「卵」が入っているんですね。
対して「ホンコンやきそば」には「卵」の文字がありません。
「卵(鶏卵)」は、食物アレルゲンの中でもトップ(食物アレルギー全国実態調査結果(消費者庁)調べ)ですので、アレルギー体質の方には大きな違いと言えるでしょう。
※成分は変更されることがありますので、最新の情報を確認のうえお召し上がりください。
項目 | やきそば弁当 | ホンコンやきそば |
---|---|---|
内容量 | 132g(麺100g) | 85g |
カロリー | 581kcal | 404cal |
「やきそば弁当」の方がカロリー高めですので、ダイエット中の方は要注意ですね。
では、コスパ的にはどうでしょうか。
内容量と価格で比較
どちらもスーパーでは特売で販売されていることも多い商品です。
販売されている店舗によって定価から大幅に安く売られていることもありますよね。
私の近所のラルズでは「やきそば弁当」が100円(税抜)、そして「ホンコンやきそば」が特売で48円 (税抜) で販売されています。
というわけで、ここは公平に比較するために、定価を基準に考察することにしましょう。
項目 | やきそば弁当 | ホンコンやきそば |
---|---|---|
内容量 | 132g(めん100g) | 85g |
定価 | 193 円(税抜価格) | 95円 (税抜価格) |
1g当たりの単価 | 約1.46円 | 約1.12円 |
単純に計算すると「ホンコンやきそば」に軍配が上がりますね。
でもさ、「ホンコンやきそば」には具材もスープも付いていないから、この計算だと「やきそば弁当」には不利じゃない?
確かに!では条件を同じようにして考えてみましょう。
全く同じものを用意するのが難しいので、今回は「クノール® カップスープ」オニオンコンソメを「ホンコンやきそば」に付けてみましょう。
「やきそば弁当」は中華スープなのでコンソメスープとは異なりますが、どのスーパーでも気軽に購入できてテイストが近いのでこの商品をチョイスしてみました。
スープにクルトンが入っているので、「ホンコンやきそば」に具材が無くてもトータル的な満足度は近づくはず。
スープの価格は公式サイトに記載がないので、実際に私がスーパーで購入した価格328円と仮定しましょう。
・「ホンコンやきそば」価格:95円/内容量:85g
・「オニオンスープ1袋」価格:41円(328円÷8袋)/内容量:11.3g
⇒「合計」価格:136円(95円+41円)/内容量: 96.3g(85g+11.3g)
⇒ 1g当たりの単価:約1.41円 (136円÷96.3g)
「やきそば弁当」は1g当たり単価が約1.46円でしたのでその差0.05円。
スープを付けるとコスパという点においてはほぼ同点数。
ほとんど変わらないという結果になります。
調理時間の比較
作る時間も大切じゃない?ほら「時は金なり」って言うしさ
そうですね。せっかくなので比較してみましょう。
- やきそば弁当の調理時間:約6分
- ホンコンやきそばの調理時間:約6分10秒
いずれも調理時間はほぼ変わりませんが、「ホンコンやきそば」はずっと箸で麺をほぐし続けなければならないので、その分手間がかかる感じでした。
結論:調理時間はほぼ同じだが、少しでも楽をしたいのなら「やきそば弁当」を選ぼう。
今回は家庭でお湯を沸かすところから計算しましょう。
必要なお湯は約560ml。手っ取り早く鍋で沸かしちゃいます。
お手持ちのコンロの火力にもよりますが、約2分~2分30秒でお湯が沸きます。
ちょっとここで、かやくを入れる際の裏技話を。
普通に麺の上にパラパラと入れると、出来上がり時にかやくがフタ裏(銀色の部分)にたくさん付いてしまいますよね。
そこで下の写真のように、麺を少し浮かせて麺の下にかやくを入れると、フタ裏にかやくが付着しなくて楽です。
※袋ごとではなく中身だけ入れてください。
お湯をカップに入れて待っている間に、スープ粉末をカップに入れ、
3分後、本体の湯切り口から、もどし湯をスープへ。
残ったお湯はすべてキッチンに流したら、ソースとふりかけを入れてよくかき混ぜましょう。
完成!ここまでで約6分です。
作り方は「焼きそば弁当」よりはシンプルですね。
最初に水200mlをフライパンで沸騰させて麺を入れ、
水気が無くなるまで箸でほぐします。
お皿に盛り付け、付属のふりかけをかけて完成!
ここまでで約6分10秒です。
アレンジ度の比較
どちらもそのまま食べて十分に美味しいのですが、最近いろいろなアレンジをして食べるのも流行っていますよね。
みなさんどんなアレンジをしているのか調べてみました!
キムチやきそば!これならすぐにマネできるしピリッと合いそうだね
この組み合わせは鉄板でしょう!コクが出て美味しくなること間違いなし!
やきそばなのにイタリアン!?パスタみたいになるのかな?ヘルシーさは抜群だね
皆さん、結構いろんなアレンジをしてますね。個人的には最初のキムチが一番気になります。
続いて「ホンコンやきそば」も見てみましょう。
やきそばの上に目玉焼き乗せるのって、むかし喫茶店で食べたやきそばを思い出すなぁ
一気におしゃれなやきそばになったね!
マーボー丼があるってことはやきそばに乗せてもアリだよね!
「ホンコンやきそば」は麺とふりかけのみなのでシンプルな分、大胆なアレンジが多めですね。
皆さんは、気になるアレンジが見つかりましたか?
まとめ
最後に、2つのやきそばの総評をまとめてみました。
コストパフォーマンスでは、若干ですが「ホンコンやきそば」に軍配が上がりました。
しかしながら「焼きそば弁当」はスープや具材もあり完結した商品なので、あれこれアレンジを加えると「ホンコンやきそば」の方がコストが高くなりそうです。
やきそば弁当
・がっつり食べたい人
・少しでも楽したい人
ホンコンやきそば
・カロリーを気にする人
・アレンジを楽しみたい人
いかがでしたでしょうか?
今回は北海道のソウルフードとして長年愛されている2品を比較してみました!
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。