皆さん、北海道のお土産スイーツと言えば、何を思い浮かべますか?
ロイズのチョコレート、六花亭のマルセイバターサンド、石屋製菓の白い恋人…などでしょうか。
その中で斜め後方からひときわ輝く銘菓、それが本日ご紹介する、壺屋総本店の「き花」です。
私は北海道在住であり、地元のお土産をいただく機会はあまりない為、「き花」もかれこれ10年近く食べていませんでした。
ところが、ふとしたきっかけで食べたところ、あまりに美味しく、これはぜひ北海道のお土産スイーツとして皆さんに紹介したい!と思いました。
「き花」をお土産スイーツとしてオススメする理由は美味しいのはもちろん、他に4つ理由があります。
- 北海道にしか売っていないプレミア感がある
- 北海道なら取扱店が多くどこでも買える
- メジャーではないがめちゃくちゃ美味しい
- 外箱がコンパクトで持ち運びしやすい
それではさっそく順番に解説します!
理由①北海道にしか売っていないプレミア感がある
ある地方のお土産を購入した際、よくよく製造者や製造所を見ると全く別の地方だったことってありませんか?
私の場合北海道に住んでいるので、東京に観光に行った時には、職場の同僚に東京土産を買って渡すんですね。
渡す際に何気にパッケージ裏の製造所の欄を見たら「北海道~」と書かれていまして…
「ちゃんと東京で買ったんですよ~」とあせあせしながら弁明した記憶があります。笑
その点「き花」なら安心!
製造者も製造元も「北海道」と記載されているので、北海道のお土産として立派に役割を果たしてくれます。
もちろんパッケージ表にも北海道のイラストが描かれているので、一目で北海道のお土産だとわかります。
ちなみに、外箱表のシルバー部分のキラキラは、ダイヤモンドダストをイメージしています。
※ダイヤモンドダスト:空気中の水分が凍って太陽の光に反射したもの
ダイヤモンドダストって、気温の低いところでなければ発生しないので、その点も北海道らしいデザインと言えますすね。
外箱裏に「北海道旭川市」て書いてあるけど、「旭川市」ってどこ?
旭川市は札幌から車で約3時間弱のところにあり、北海道では札幌に次ぐ二番目に大きな街となります。
旭川といえば、全国的に有名なのは旭山動物園ですね。
そして、旭川は盆地になっているので、札幌と比べると夏はとても暑く、冬はとても寒いところです。
前述した「ダイヤモンドダスト」も、冬にグッと冷え込む旭川ならではと言えるでしょう。
理由②北海道なら取扱店が多くどこでも買える
北海道のお土産に「●▲■」を買おうと思ったんだけど、全然見当たらないよ~
北海道のお土産に限らず、買おうと思った商品がなかなか見つからない経験をしたことはありませんか?
そんな時って、探す時間が本当にもったいないですよね。
特に旅行等のように限られた時間の中で行動をしなければならない時は、少しでも充実した時間を過ごしたいものです。
その点「き花」なら安心!
お土産スイーツを扱っているお店であれば、どこでも気軽に見つけることができます。
いちおう具体的なお店を教えてほしいな
例えば、札幌の玄関口であるJR札幌駅の場合、札幌駅直結のESTAや、JR札幌駅西コンコースにある北海道色彩館で購入可能です。
※大丸札幌店では、現在取り扱いがありません。
それぞれのお店の詳細は次の通りです。
ESTA B1F「北のおみやげ館」 ※ESTAはJR札幌駅の東側にあります。
お店はAPIA(地下街)のESTA入口から近い場所にあり、複数種類の菓子が販売されています。
※APIA側からみると裏側の棚に「き花」が置かれています。
JR札幌駅構内 西コンコース「北海道四季彩館 」
※札幌駅は西改札口と東改札口の2か所しかなく、大丸札幌店のある方が西改札口側となります。
西改札口のすぐ並びにある大きなお店なので分かりやすくオススメです。
※「き花」はお店の奥の方にあるお菓子の棚に置かれています。
あと、北海道の玄関口「新千歳空港」では、ANA FESTAのような総合お土産店でも販売されています。
これなら飛行機に乗る直前でも間に合いますね。
他にも、観光地でお土産スイーツを扱っているお店であれば、多くの店で販売されています。
理由③メジャーではないがめちゃくちゃ美味しい
お土産って貰うと基本嬉しいのですが、あまり好みではないものを毎回受け取ると「またか…気持ちは嬉しいけど、他のものならもっと嬉しかったな」と思うことってありませんか?
でも「き花」なら大丈夫!
お店でも正直あまり目立つ場所には置かれていないからか、美味しいのにイマイチ認知度が低く、北海道民でさえ「き花」と聞いてピンと来ない人も一定数います。
でも逆に「き花」を知っている人は、「あれ、絶対美味しい!」と思っている人が多いのも事実。
「知らなかった商品だけど美味しい!」だからこそ、お土産としてのインパクトがあるのです。
初めて食べるスイーツってワクワクするよね!
理由④外箱がコンパクトで持ち運びしやすい
お土産買い過ぎて、飛行機の手荷物サイズオーバーしちゃった!
とか、
職場にお土産持って行きたいけど、満員電車の中でこんな荷物持てない…
このような経験はありませんか?
持ち帰るお土産が増えると、飛行機で手荷物を預けれなけばならなくなり、早く帰宅したいのにベルトコンベアーの前で自分の荷物が出てくるのを待つ…切ないですよね。
そして、そのお土産を相手先に持って行く時、特に通勤電車の場合、かさばるお土産の箱を持って行くのって結構大変だと思いませんか。
手に持っていると周りの人の足に当たったりお土産が潰れてしまったり、座席上の網戸に置こうにも立ち位置が悪かったら一苦労。
でも「き花」なら安心!
箱の厚さがわずか2.5cmしかないんです。
サイズ感を知ってもらうため、試しに「き花」を通勤カバンに入れてみました。
※リアリティを出すため「き花」はお土産店でもらうビニールの袋に入れています。
いかがでしょうか。A5のノートよりも高さが低く、メガネケース(JINSでもらったケース)よりも厚さがありません。
今回は「き花」1箱で試しましたが、これなら複数箱を持っても電車にも乗れますし、もちろん旅行からの帰宅時もスーツケースの隙間に入りますね。
「き花」とはどんなお菓子なの?
「き花」がお土産スイーツに最適!ということは分かったけど、
具体的にどんなお菓子なのか教えてよ。
そうですね。ここからは「き花」について解説します。
商品名:き花プティモ ホワイト 8枚入 ※ホワイト以外種類あり、いずれも同価格
価格:700円(本体価格:649円)
賞味期限:約55日
外箱は高級感のあるシルバーで全て紙製です。
中にはプラ製のトレイも無いので、食べ終わった後の箱は全て紙資源として処分ができます。
家庭で可愛いお菓子の缶は喜ばれますが、職場だと処分に困ることもありますので、全部資源として処分が出来るのは助かりますね。
1個ずつ個包装になっているのが嬉しいですね。
個包装のパッケージにもダイヤモンドダストがあしらわれています。
ちなみに「き花」の名前の由来は、ダイヤモンドダストを「霧花(きばな)」と詠んだ歌と出会った事からだそうです。
詳しく知りたい!と思う方は、公式サイトに丁寧に記載されていますので、どうぞご覧ください。
パッケージ裏はとてもシンプルで、ロット番号だけが印字されています。
パッケージを開けるとパッと見普通のクッキーのようですが、アーモンドガレットという、小麦粉等にアーモンドを混ぜて焼いたものです。
なんだかワクワクする~さっそく食べてみよう!
アーモンドがふんだんに使われているので香ばしいですね。
サクッとしますがサクサク過ぎず少し粘りもあるので、こぼさず食べられます。
また、挟まれているホワイトチョコは、かなり口どけの良いものが使用されているので、口の中でスッと溶けてガレットとの相性も良いです。
ついつい2枚目にも手が伸びそうです。笑
よく「き花プティモ」は、そのサイズや形状から、北海道銘菓「白い恋人」と比較されています。
き花プティモ | 白い恋人 | |
---|---|---|
枚数 | 8枚 | 9枚 |
価格 | 700円 | 648円 |
1枚当たり単価 | 87.5円 | 72円 |
あれ?「白い恋人」の方がお得じゃない?
そうですね。価格だけで見ると「白い恋人」の方がお得です。
ただ、「白い恋人」はラング・ド・シャという白くて薄めのクッキーなので、ライトな食感である分、1枚当たりの満足度では「き花」の方が上回るんですね。
そういった点を考慮すると、価格の差は妥当かと思います。
「白い恋人」は定番品なので道民でも食べる機会が多く、「き花」とは別の良さがあるので私はどちらも大好きです。
ただ、ナッツ好きの人は「き花」に軍配を上げる方が多い印象ですね。
ですので両方購入して食べ比べするのも楽しいですよ。
ただお土産スイーツとしてどちらかを購入するとなれば、今回解説した4つの理由から、断然「き花」を選びます。
「プティモ」って何?
実は「き花」には大きさが二種類あります。
「き花」:直径7cm
「き花 プティモ 」:直径5cm
今回ご紹介しているのは、小さいほうの「 き花 プティモ 」 です。
なんで小さい方をオススメするの?
理由は2つ!「種類がたくさんある」「お財布に優しい」からだよ
- 種類が沢山ある:プティモの基本はホワイトチョコだが、他に、ショコラ、いちご、そして後ほどご紹介する期間限定品がある。
- お財布にやさしい:サイズがコンパクトな分、価格も抑えめ。
通常サイズ9枚入⇒単価:166.66…円
プティモ8枚入⇒単価:87.5円
プティモは1枚当たりの価格が通常サイズの半分近くなので、違う種類を複数購入して、それぞれ食べ比べを楽しむことも出来ますね。
「き花プティモ」にはもう一つの楽しみがあります。
それは、毎年期間限定品があることです。
2021年販売しているのはコチラです。
き花プティモ アールグレイレモン
箱のイラストから、美味しいアイスレモンティーが想像できますよね。
アイスティーの種類はアールグレイ。
アールグレイは茶葉にベルガモット(柑橘系)のフレーバーが付けられており、人気の高い種類です。
そのアールグレイに王道のレモンが組み合わさっているなんて、パッケージを見た瞬間、「もう美味しい!」って感じです。
しかも食品の場合、期間限定品はその年しか買うことが出来ないので、お店で見かけたら即買い決定ですね!
ちなみに、箱の中身は先ほどの「ホワイト」と同じように無駄のない配置となっています。
枚数や価格はオリジナル商品と同じ、8枚入税込700円です。
もともと紅茶は好きなので、食べる前から楽しみです。
さっそく袋を開けてみましょう。
顔を近づけると、ふわっと甘いレモンティーの香りがします。
アーモンドガレットはオリジナルと同じですね。
クリームは優しいミルクティー色です。
では、いただきます。
うん!甘めのクリームにアールグレイの風味がしっかりと生きてますね。
レモンが酸っぱ過ぎず、でも甘すぎず、酸っぱいのが苦手な人でも美味しく食べられるテイストです。
アーモンドガレットとレモンティーって相性が良いんだなと、初めて実感しました。
これは自信を持ってオススメします!
毎年期間限定商品が出ているということは、その前は何テイストだったのか気になりませんか?
調べてみたところ2020年は「柚子レモン」でした。
期間限定のき花の柚子レモン🍋
— りえ(*˘︶˘*).。*☃💚 (@hra_mama) August 6, 2020
新商品や期間限定に弱い私😅
発見したら、買っちゃう😂
甘酸っぱくて、美味しかった♡#き花#期間限定柚子レモン#壺屋総本店 pic.twitter.com/PcvpQx8HGQ
パッケージには「甘くてすっぱい柚子レモン」と記載されています。
きっとさぞかし美味しかったのでしょう…知らなかったのが残念でなりません。
ちなみに前々年の2019年は「至福のラム酒」でした。
2021年、2020年と「レモン」が続いたので、2019年もレモンかと思いきや、ガラッとテイストが変わりましたね
ラム酒のクリームとアーモンドガレットの組み合わせが合いそうですね。
食べてみたかったです。
2022年は何だろう?今から楽しみ!
2022年期間限定品は…
『南国生まれのチョコバナナ』
『愛しの黒蜜きなこ』だよ!
最初にこの記事を書いてから一年経過した2022年11月、近所のイオン内にある壺屋ショップにて期間限定商品が販売されていました。
さっそく「黒蜜きなこ」を購入しTwitterにアップしました!
き花の期間限定品「愛しの黒蜜きなこ」
— YUKI@雑記ブロガー2年目 (@Yukidot_com) November 20, 2022
アーモンドガレットと、黒蜜きなこ風味のクーベルチュールホワイトチョコの相性バツグン✨
きなこ好きにサイコーです!!#き花#きなこ#北海道銘菓 pic.twitter.com/Woc3TgoEnf
「がっつりきなこ!」というよりは、プレーンの「き花」に、ふんわりきなこ風味が乗っかっている感じです。
私は「きなこ」好きなので、正直もう少し「きなこ」の味が強い方が良いかなと思いましたが、このくらいの方が「き花」の美味しさも際立っているのかと思います。
ぜひ定番化して欲しいくらい美味しいです!
まとめ
定番の「ホワイト」も期間限定品もどちらも魅力的でしたね!
最後にもう一度、お土産スイーツとしてオススメする4つの理由をまとめます。
- 北海道にしか売っていないプレミア感がある
⇒北海道で製造。ネーミングも北海道ならではの自然現象「ダイヤモンドダスト」が由来。パッケージも北海道らしい。 - 北海道なら取扱店が多くどこでも買える
⇒北海道内各地の多くのお土産店で購入できる。 - メジャーではないがめちゃくちゃ美味しい
⇒認知度がそれほど高くないので他人と被らない、且つ食べるととても美味しいので印象に残る。 - 外箱がコンパクトで持ち運びしやすい
⇒無駄のない外箱のデザイン。厚さわずか2.5cm
いかがでしたでしょうか。
この記事が皆さんの「北海道のお土産スイーツ選び」の一助になると嬉しいです!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。