わーい!札幌だ~
記念にあちこち観光写真を撮りたいなぁ
でも30分しか時間がないから無理か…
諦めるのはまだ早い!
30分あれば大丈夫!
旅行に行くと、あれこれ楽しみすぎて観光撮影をする時間がなかったり、帰り間際に「そういえば写真撮ってなかったなぁ」などと思うことはありませんか?
そんな時でも、札幌駅周辺には30分で有名観光地の記念写真が撮れる最短ルートがあるんです。
交通機関を利用すると待ち時間によって時間の誤差が発生するので、今回は徒歩で回ることができるコースをご案内します。
本日のコースはこちらです。
ちょうど30分ですね!
記載の時刻は、私が実際に歩いて計測したものです。
次は具体的にどのように歩いたのかを解説します。
今回のルート
下記の地図は私が歩いたルートで、赤の矢印が「行き」で、青の矢印が「帰り」です。
そして黄色の四角が目的地になります。
詳しい解説は地図の下に記載しますね。
北海道の玄関口といえば新千歳空港ですが、今回は札幌の玄関口とも言える札幌駅からスタートしましょう!
札幌中心部の区画は碁盤の目で整備されており、信号に「北1西2」(北1条西2丁目)という住所表示があります。
ちなみに、南北が「条」、東西が「丁目」となっています。
今回は目印となる建物や看板などを使って解説するので住所表記は使用しませんが、 ご自身でお店の場所などを探す時などに便利なのでご参考にしてくださいね。
ではさっそく出発しましょう!
札幌駅南口には、東出口と西出口があります。
今日は西出口からスタートしましょう。
西口から外へ出ると、画像の青丸のところから出ることになります。
そのまま真っ直ぐ前を見ると、広場の奥に最初の目的地「サッポロフラワーモニュメント」が見えます。
あ!間違って東出口から出ちゃったよ
大丈夫。南口の前は広場になっていて、東出口と西出口はそれぞれ広場の東西に出口があるだけです。
東出口から出た場合は、右前方にフラワーモニュメントがあります。
ただし、南口ではなく北口から出ると景色が全く違うので、そこだけ注意しましょう。
ここが最初の撮影地点です。
色とりどりの花が華やかで綺麗ですね。
「SAPPORO」と明確に表現されているので「札幌に来たー!」という感じがしませんか?
ちなみに「SAPPORO」の「P」と「R」の間の「O」が無く、代わりに「(」が横になっていますが、これを横一列に見ると下記のようになります。
「P」と「R」 が目の部分になりにっこり微笑んでいるように見えませんか?
これが「サッポロスマイル」です。
ちなみにこのモニュメント、当初の予定ではすでに設置期間が終了しており、2022年7月には一旦終了していましたが、翌月8月にはまた復活していました。
お花の入れ替えなどの関係かもしれませんね。
さぁ、写真を撮ったら次の目的地へ向かいましょう。
「サッポロフラワーモニュメント」の右側を見ると横断歩道があるので渡っちゃいましょう。
写真の左下が、「サッポロフラワーモニュメント」、そして右下の青マルが横断歩道です。
信号を渡ったら、そのまま進行方向に歩きましょう。ちょうど札幌駅前通りを大通り方面に向かっていることになります。
200mほど歩くと、赤レンガテラスの建物が見えます。
ビルの上部に赤い文字で「Akarenga」と書かれています。
赤レンガテラスの建物手前が広場になっており、広場の奥に赤れんが庁舎(旧道庁)が見えます。
ここは広場なので車も来ず、安心して歩くことができます。
広場の左右には座ることができる場所が沢山あるので、平日のお昼時はサラリーマン風の男性や女性がランチを食べていたり、週末には家族連れで賑わいます。
今回は夏に撮影したので木々の緑が鮮やかな写真ですが、秋には紅葉、冬にはイルミネーションと、どの季節も絵になるスポットです。
個人的には、札幌中心部で一番大好きな場所ですね。
広場の左手にはこんなに素敵なレストランのオープンテラスがあります。
木漏れ日もいい感じですね。
時間があればここでゆっくり食事を楽しみたいところですが、今回は時間に制約があるので急ぎましょう。
広場の奥の横断歩道を渡ると、赤れんが庁舎(旧道庁)の敷地になります。入口の門で写真をパチリ!
この写真、スマートフォンのデフォルトのカメラで何も設定せず撮ったのですが、とても良い写真だと思いませんか?
このように、ここはきれいに写真撮影ができるスポットなので、いつも観光客に大人気です。
ちなみに札幌市のホームページでは「赤れんが庁舎」と「北海道庁旧本庁舎」と名称が混在しているのは、「赤れんが庁舎」の方が後から名付けられたためです。
私はいまだに「旧道庁」とか「昔の北海道庁」と呼んでいますが、「赤れんが庁舎」はおしゃれで親しみやすい名称なので、これから浸透していくのかなと思います。
歴史を感じさせる建物だけど、中には入れるの?
以前は無料で中に入って見学することが出来ましたが、2019年から改修工事に入っており、現在は中に入ることができません。
2022年に工事終了予定ですが、その後は入場料が発生するとのこと。今まで北海道が管理していたのを民間に委託するためです。
もちろん無料の方が嬉しいのですが、有料になる分サービス面での充実が期待されますね。
また、庁舎の周りには約22,700平方メートルの庭があり、こちらは無料で入ることができます。シラカンバやハルニレ等、多くの種類の木が生息していますので、時間があれば自然の中を散策するのも良いですね。
また、庭には池がありマガモの姿も見られます。
この写真は紅葉が始まる時期に撮影したものですが、北海道の公式サイトでは四季折々の様子を写真付きで紹介していますので、興味のある方はどうぞ。
そろそろ、Uターンして広場に戻りましょう。
広場から出て札幌駅前通りに戻り、さらに南方向(進行方向)に進みましょう。
すぐ左斜め前方に「富士メガネ」の赤い看板が見えます。
交差点の横断歩道を「富士メガネ」に向かって斜めに渡ります。
その後は、青矢印の方向に進みましょう。
信号の先に、時計台ビルテナント名が表示されたディスプレイが見えます。
横断歩道を渡り、ディスプレイの前から南方向(写真の水色矢印)に進みましょう。
まもなく、「時計台プラザ」のアーチ(青マル)が見えてきました。
時計台は、木々の合間(赤マル)に見えます。
時が経過するにつれ、周りに高いビルが建ち木々も成長して、時計台はすっかり目立たなくなってしまいました。
そして今では、「日本三大がっかり名所」と言われてしまうほどに。
想像よりも小さいので、がっかりされてしまうのがその理由ですが、一方、都会の喧騒の中、ひっそりと佇む姿に趣を感じるという人もいます。
さぁ、お話している間にあっという間に到着です。
まずは正面から写真をパチリ。
そして横側には写真撮影スポットが設置されています。
ちょうど私が行った時は、コロナウイルスの感染症拡大防止のため、臨時休館となっており中には入れませんでした。
10年程前に館内に入った際は、札幌の歴史資料や時計台の時計についての情報が展示されており、皆静かに見学していたのを覚えています。
館内見学に興味のある方は、時計台の公式サイトで最新情報をご確認ください。
さぁ、時間も差し迫ってきましたので 札幌駅に引き返しましょう。
時計台正面に戻り、ひたすら真っ直ぐ(先ほどの時計台プラザのある方向)札幌駅方面に歩くだけ。
10分程で札幌駅南口の東出口が見えてきます。
写真赤マル部分が札幌駅南口・東出口です。
ここまでで30分きっかりです!
そういえば「さっぽろテレビ塔」は?よくガイドブックで見るんだけど
時計台の近くにあるよ!
30分コースには含まないけど、もう少し時間があるなら行ってみようか
さっぽろテレビ塔まで行く場合
札幌中心部で有名な観光名所のひとつである「さっぽろテレビ塔」は、時計台から徒歩2分程のところにあります。
時計台からさらに南方向(札幌駅とは反対方向)に歩くと、まもなく左斜め前方に「さっぽろテレビ塔」(以下「テレビ塔」)が見えてきます。
テレビ塔は大通公園内にあるので、この道路を横断して公園で撮影するのがベストです。
私が撮影に行った日はオリンピックのマラソン準備のため、公園内は立ち入り禁止になっていましたが、普段は自由に入ることができます。
公園内には、噴水や花壇があり、コロナが流行する前は、夏はYOSAKOIから始まり、ビアガーデンに盆踊り、秋はオータムフェスト、冬はホワイトイルミネーションと雪まつりなどが行われており、札幌市民にも観光客にも大人気の場所です。
イベントのない時も、市民の憩いの場所となっています。
今回ご紹介した30分コースに7、8分プラスすると、テレビ塔で足を延ばせますね。
また、テレビ塔には有料ですが展望台があります。
高度はあまり高くはないのですが、大通公園が一望できます。
特に、冬のホワイトイルミネーション時期はとてもキレイですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は以下の3つのスポットで30分コースを作成してみました。
- サッポロスマイルフラワーモニュメント
- 赤れんが庁舎(旧道庁)
- 札幌市時計台
これでお友達に「札幌行ったんだよー」って写真を見せられるにゃ♪
観光で来てくださる方はもちろん、札幌市民の方でもお散歩にいかがでしょうか。
普段は見慣れた景色ですが、改めて歩いてみると「札幌ってこんなに中心部でも緑が多くていいなぁ」と感じました。
以上、観光撮影30分徒歩コースのご紹介でした!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。